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2時半に起きて、3時出発に備える。ラバンラタ小屋は朝ゴハンが2時から3時半までと、登頂に合わせた時間帯で動いてる。チャーハンみたいなのを食べて、行動ドリンク用にコーラを3缶買ってすぐに飛び出す。
出発地点が3200mだから900mで山頂に到着。3時間もかからないため、ゆっくりと登り始める。ご来光で人がいっぱいなので、その手前のいいスポットに待機して日の出を待つ。寒かったけど100円のレスキューシートが暖かかった。
日の出も過ぎて賑わいも一段落したころに山頂へ向かう。いつもは数十秒しか滞在しないところ、ゆっくりと徘徊できた。下山はタッタカと走り、先日の走り足りなさを解消しながら、今日のスタート地点に急行する。
昨日習ったことを思い出しながら用意する。みな山っぽい格好のところ、ワタシだけサイクルジャージとランパンなので変な感じ。1,2回ハーネスを失敗したあとはフツーにこなしていけた。
あらかじめピンが打ってあり、ワイヤーが張り巡らしてあるので、カラビナかけてロープを通すだけで楽チン。それでいてちゃんとしたルートなので、ドキドキ感があって振り向けば絶景なシチュエーション。
ここでは2個所ハイライトがあって、」1つがスパルタンな橋、2つめが3本のワイヤーだけでかかってる橋。どちらも安全には気を使ってあるけど、高所恐怖症の人には大変かも。
途中からジャングルに入ると聞いていたが、たしかにトレイルではない獣道を歩くことになった。途中で水が流れてたがとてもきれいで水底まで見える。誰も歩いてないところだけあって、石の上にたくさん小石がのっかったままで何度か滑る。
最後はおなじみのクライマソンのコースに出る。ラバンラタ小屋まではハーネスやメットをつけたままで歩くのは、一種のPRだったのかもw。最後に小屋の前で落書き帳に感想を書いて終わり。
1時に終了の予定だったものの、大過なく進んでいったために昼前には小屋に戻る。お昼ゴハンを小屋でとって、天気が悪くなってきたので昼寝を決め込む。途中で同室のドイツ人がやってきたが、彼女は翌朝キナバル山頂を目指すらしい。
ここの山小屋は、言われなきゃ普通のカフェと思っちゃうぐらいに充実したビュッフェとなっている。それほど過激じゃないマレー料理を堪能できた。利用者も従業員も2〜30代が中心なので、日本の山小屋と比べられない。
朝:小屋のビュッフェ、昼:チャーハン、夜:小屋のマレーシアンビュッフェ、酒:ギネススタウト。
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