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丹波山村をスタートして前飛龍〜唐松尾山〜笠取山〜倉掛山〜柳沢峠〜大菩薩嶺〜丹波山村と多摩川の源流を1周約70キロ、鬼の自衛隊員に追いかけられて逃げ切れるか?という催し。追い抜かれるときにカラーボールで狙撃されるんじゃないかとドキドキする(笑)
ハセツネのタイム順にスタートするのでワタシは6時15分出発。もっとも調子が悪いんで、5時スタートでも良かったかも。タイムラプスカメラをセッティングしながらのスロースタートとなる。ワタシとしては前から走りたかったところなんで楽しみ。
スタートしてすぐ山道に入り、一気に1500mの登りとなる。2時間25分経過の前飛竜で15分前にスタートしたinox氏たちに抜かれてしもた(>_<)。まぁ初めてのコースと言うこともあり、ツアー気分を楽しむ。
その後も次々と抜かれて唐松尾山山頂に立つと、どこに下りるのか難しい状況となった。下にランナーが見えたので下りようとすると、ロストして引き返す仲間だった(>_<)。運良く道を知ってるkojiken氏が来て、藪をかき分けて突破する。
テクニカルなピークをいくつか超えて笠取山山頂に立つ。下から多くのハイカーが登って来てるのを見て、そそくさと下る。途中で道を開けたら話しかけられ、よーく聞くとハセツネで浅間峠でチェックしてるスタッフだった\(^o^)/
ここで水の補給とトイレができるので、数人見つけることができた。ワタシは多めに水分を持っているのでスルーして走り始める。5時にスタートした仲間を一人パスすることができたけど、これが唯一だった(>_<)
絶対に迷うと思われるところを通りかかったところ、よく道を知ってるRouzou氏が追いついてきたので、偶然迷わずに入り込めた。その後有名な廃車のトラックを見つけることができた。奥久慈の林道を彷彿させるトレイルじゃ。
防火帯の草原にぽつんとフォードの廃トラックが置かれ、そこから木が生えているというところ。一度はこの目で見てみたい〜と思ってたがその時が来た。ちょうどハリ天さんも来たので記念撮影などやって遊ぶ。
ここからゲートまでは一日の通行量が0のときもありそうなさびしい道がつづく。そこで鬼に追い越されたが、特にサプライズで狙撃されることもなかった。水道局の土地らしいけど、9割方取り壊された廃墟が出現する。
そこから久しぶりの舗装路となり、4時に関門閉鎖の柳沢峠を目指す。峠にはここでリタイアする仲間が数人いてびっくりー。さらに隣の駐車場で練炭自殺があってさらにびっくり。遅れがちだけど思ったより早く到着したので走りを続行することに。
コーラを1リットル補給して出発すると、いきなり雨が強く降ってきた。風もちょっと強く吹いてるので心細いけど、苔生した岩場の連続は美しい。途中で山小屋を見つけたものの休業中。あてにしてなくてよかった。
風雨が強くなり、稜線に出ると風速20mぐらいになっとる(>_<)。介山荘はお休みで避難小屋にも誰もいない。一度来たことがあってトレイルの雰囲気を覚えていたのがちょいとした救いだった。
前から下りたかったトレイルに突入〜。が、実際に走ってみると下りだけじゃなくて上りもあり、見晴らしも少ない(>_<)。キロ六分で飛ばせば間に合うと思ったがそうもできず、遅れるコールをしようにも電話が通じない(T_T)
7時が制限時間のところ、57分遅れて到着。表彰式が終わり、ちょうどみんなゴハン終わったところらしくて、全員でワタシのゴールを出迎えてくれた。安否不明後の生還は感動的で、オイシイとこどりになってスイマセン(笑)
kochaさんが同じ方向に車で帰るので、便乗して送ってもらう。昨年もツールドモンブランに出場しているので、そのノウハウやTipsなどいろいろと聞いてみた。家到着が意外と早くなったおかげで洗濯等こなして就寝。
ファイントラックのフラッドラッシュアクティブスキン+インハビタントのサイクルジャージ+ナイキランパンL+巣鴨の五本指ソックス+ニューバランスのハイキングシューズ+モンベルショートスパッツ+デイナデザインのブリッジャー、コーラ2.5リットルとゼリー0.5リットルと沢の水0.6リットルとパワーバー6つ、13時間43分、70キロ。
朝:パスタ、昼:パワーバー、夜:弁当、酒:コーラのカクテルとヱビス。
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